最近髪の毛のボリュームがなくなってきた…後頭部が寂しくなってきた…など、薄毛に悩んでいませんか。
ストレスが多いです現代社会では、男性だけでなく女性も抜け毛や薄毛になやむ方が増えてきており、様々な薄毛対策グッズも売られていますよね。
でもいろいろやっているけど思ったような効果が得られない…そんな方は乳酸菌を試してみてはいかがでしょうか。
乳酸菌には腸内環境を整える効果がありますが、それだけでなく薄毛にも効果があることが分かっているんです。
そこで、薄毛と乳酸菌の関係や、おすすめの乳酸菌をご紹介していきたいと思います。
乳酸菌が薄毛に効く理由
乳酸菌には腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が悪化すると、腸内の悪玉菌が有害物質を発生させてしまい、その有害物質が血液に溶けて全身に運ばれてしまいます。
そうすると血液は汚れて血の巡りが悪くなり、髪の毛にとって必要なタンパク質やビタミンなどの栄養が届きにくくなり、髪の毛の成長を遅らせてしまうんです。
また、この有害物質は全身の細胞に運ばれると代謝を落としてしまいます。
そのため、頭皮の代謝も落ちて古くなった角質が毛穴を塞いでしまったり、髪の毛の成長に悪影響を及ぼしてしまうんです。
しかし、乳酸菌をしっかり摂ると腸内の善玉菌が増えます。
善玉菌は乳酸や酢酸を発生させて腸の動きを活発にしたり、悪玉菌が繁殖するのを抑える効果があります。
善玉菌が多い状態になると、悪玉菌が劣勢となり有害物質も発生しにくく、お通じもととのいやすいんですね。
薄毛には乳酸菌H61
乳酸菌は約200種類ありますが、薄毛対策で摂取せるのであれば乳酸菌H61という種類の乳酸菌がおすすめです。
乳酸菌H61をマウスに投与したところ、投与していないマウスに比べて若々しく、毛の量も多かったという研究結果があるのです。
毛並みもよく、その他老化防止効果も見られたため、薄毛だけでなくお肌などのアンチエイジング効果もあります。
これはマウスによる実験ですが、人を対象にした実験も行われていて、美肌効果や老化防止効果が認められています。
ヨーグルトなどの発酵食品にも薄毛対策のカギが
乳酸菌、というとヨーグルトやキムチなどの発酵食品が思い浮かぶと思いますが、この発酵食品にも薄毛対策のカギがあります。
ヨーグルトなどの発酵食品を食べると、体内の知覚神経が刺激されてIGF-Iという物質が増えます。
IGF-Iは正式名称「インスリン成長因子I」という物質で、元々人の体のありとあらゆるところにいるアミノ酸の一種です。
このIGF-Iが増えることで萎縮していた毛母細胞が分裂を始め、髪の毛が生えやすくなることがわかったのです。
ほかにもIGF-Iには美肌効果や免疫力を高める効果、癌や認知症、うつ病の予防効果があることがわかっていて、高いアンチエイジング効果があるとして注目されています。
このIGF-Iを増やすには、他に温めたり冷やしたり、マッサージをして刺激を与えるのも効果的です。
乳酸菌や発酵食品をしっかり摂りながら、毎日頭皮のマッサージをすることで、さらに育毛効果が期待できるんですね。