乳酸菌ls1は、他の乳酸菌と少し違い、腸ではなく口内で働く乳酸菌です。
乳酸菌というと腸内環境を整えるものがほとんどなのでちょっと意外ですが、そんな乳酸菌ls1について、特徴や効果、乳酸菌ls1が入った製品などご紹介していきたいと思います。
乳酸菌ls1の特徴
乳酸菌ls1の特徴はなんといっても口内で働くということです。
これまで虫歯や歯周病というと、原因となる細菌が多いプラーク(歯垢)を取り除く「プラークコントロール」が主でした。
しかし、乳酸菌ls1は口内フローラを整える新しいタイプのケア方法です。
口内にも、腸と同じように害がなく口内環境を整える善玉菌と、虫歯や歯周病の原因となる悪玉菌がいます。
乳酸菌ls1はもともと人の唾液中にいる善玉菌の一種で、この乳酸菌ls1を増やすことで口内の悪玉菌を相対的に減らし、虫歯や歯周病を予防する効果があるんです。
乳酸菌ls1の効果
効果1.歯周病を予防
歯周病の原因となる3種の菌と、乳酸菌ls1を一緒に培養したところ、24時間で歯周病菌が死滅した、という実験結果があります。
このことから、口内の乳酸菌ls1を増やすことは、歯周病の予防に効果があることが分かります。
歯周病は成人の80%がかかっている病気なので、他人事ではないですよね。
はじめのうちは自覚症状がほとんどなく、気がついた時にはかなり進行していた、という事が多いので、できるだけ早めに対処していきたい病気です。
乳酸菌ls1を摂るだけなら簡単で確実なので、歯周病が気になっている方や早めに予防したい方おすすめです。
効果2.虫歯を予防
乳酸菌ls1には、虫歯菌が作り出す不溶性グルカンという物質の生成を抑える効果があります。
乳酸菌ls1と虫歯菌、ショ糖を培養すると、虫歯菌の数は減りませんが虫歯菌が作り出す不溶性グルカンの生成を抑えられるんです。
そのため、出来てしまった虫歯を治す効果は期待できませんが、虫歯を予防する効果があると言われています。
乳酸菌ls1の実験結果
乳酸菌ls1が1億個入った錠菓を8週間食べてもらったところ、
- 口の中の菌数には変化がなかったが、虫歯菌の数は1/20に減少
- 口臭ありと診断された方の2/3の口臭が消えた
- お口の中のpHが中性域に変化していた
- 虫歯菌の数に変化はないが、虫歯菌が出す不溶性グルカンの生成量が抑えられていた
といった結果が出ました。
乳酸菌ls1が入ったヨーグルト、サプリメント
ライオン Systema オーラルヘルスタブレット

さわやかなクリーンミント味のタブレットタイプの乳酸菌です。
歯磨きの後にお口の中で溶かすだけで乳酸菌ls1がお口の中をケアしてくれます。
Amazon→オーラルヘルスタブレット 90粒
スーパークリッシュ ヨーグルト味

ミントが広がるヨーグルト味で、1粒の中には2億8000万個の生きた乳酸菌ls1が入っています。
ヨーグルト味の他に、グレープ味、ピーチ味があります。
楽天→スーパークリッシュ
Amazon→スーパークリッシュ