腸管バリア機能アップ!lb81乳酸菌の効果や特徴

lb81

乳酸菌は約200種類もあると言われていますが、種類によって働きや特徴など少しずつ変わってきます。

今回はlb81乳酸菌について、特徴や効果、lb81乳酸菌が入ったヨーグルトなどご紹介していきたいと思います。

lb81乳酸菌とは

lb81乳酸菌とはある特定の乳酸菌の名前ではなく、明治ブルガリアヨーグルトに使われている2つの乳酸菌を組み合わせた総称です。

その2つの乳酸菌とは、「ラクトバチルス・デルブルッキー亜種ブルガリクス・2038株」と、球菌の「ストレプトコッカス・サーモフィラス・1131株」です。

lb81というのは、乳酸菌という意味のラクティックアシッドバクテリアの頭文字lbと、2038株と1131株の末尾をつなげたものです。

lb81乳酸菌は、明治ブルガリアヨーグルトに昔から使われている歴史ある乳酸菌で、特定保健用食品(トクホ)として消費者庁の許可を受けている、しっかりと効果を実感できる乳酸菌になっています。

lb81乳酸菌の特徴や効果

lb81乳酸菌には主に3つの効果が期待できます。

効果1.腸内環境の改善

lb81乳酸菌に限ったことではありませんが、乳酸菌なので、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善する効果があります。
特に特定保健用食品として認定されているので、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす作用はしっかりとした実験結果をもとに、きちんと証明されています。

腸内環境が整うことで、便秘や下痢が解消されますが、それに伴い、腸内の有害物質が減り、その有害物質が全身に巡るのを防ぐ効果があるため、肌荒れや乾燥肌、代謝の低下を防ぐ効果も期待できます。

また、便秘は長引くとお腹周りの血管やリンパ管を圧迫してしまい、血流やリンパの流れを悪くしてしまうので、便秘が解消されることで浮腫みの解消にもつながります。

効果2.免疫力アップ

明治とフランスのパスツール研究所の合同研究で、lb81乳酸菌は腸内の免疫細胞に働きかけることが分かりました。
免疫細胞は小腸と大腸にいますが、大腸の場合大腸壁の中にいるので、働きかけるのは難しいだろうと考えられていました。

しかしその研究で、lb81乳酸菌には腸壁の中にいる免疫細胞に働きかけ、弱った免疫細胞を修復し、免疫力をアップさせる効果があることが分かりました。

免疫力がアップすることで、インフルエンザや風邪などの病気にかかるリスクを下げることもできますし、花粉症やアレルギーの症状を緩和することも期待できます。

効果3.腸管バリア機能を強化

大腸の中には腸管バリア機能というものが存在し、大腸内で悪玉菌が出す有害物質や、便秘などによって便が腐敗して出る有毒ガス、細菌やウイルスが腸内から体内に取り込まれてしまわないようにブロックしてくれています。

しかし、加齢やストレス、食生活の乱れによってこの腸管バリア機能は低下し、ウイルスや細菌にかかりやすくなったり、有害物質が全身に巡り、代謝を落としたり肌荒れを起こしたりしてしまいます。

lb81乳酸菌には、この腸管バリア機能に欠かせない『抗菌ペプチド』に影響を与え、腸管バリア機能を強化する効果があることが分かったんです。

腸管バリア機能機能が強化されることで、免疫力アップにも繋がりますし、肌荒れやニキビ、乾燥肌の改善などアンチエイジング効果もあるとして注目されています。

lb81乳酸菌の研究結果

明治がおこなった研究では、月齢8か月のマウスに、lb81乳酸菌入りのヨーグルトを20か月与えたところ、与えなかったマウスに比べて抗菌ペプチドの発現量が明らかに増え、若いマウスと同等、あるいはそれ以上の発現量に至り、腸のバリア機能が向上しました。

lb81乳酸菌の入ったヨーグルト

明治ブルガリアヨーグルト

lb81

こちらはオーソドックスなタイプのプレーンヨーグルトです。
本場ブルガリアのLB81乳酸菌と良質な乳原料のみで作られたヨーグルトで、特定保健用食品に認可されている日本で最も歴史のあるヨーグルトです。

明治ブルガリアのむヨーグルト

こちらは飲むタイプのヨーグルトドリンクです。
コンビニやスーパーで手軽に購入できるのが嬉しいですね。