夕方になると足がパンパンになってツライ…
顔が浮腫んで腫れぼったく見える…
そんな浮腫みに悩まされていませんか。
浮腫んでしまうとその分体重が重くなったり太って見えるだけでなく、体が重たく感じてしんどいですよね。
そんなツライ浮腫みに、乳酸菌が効くんです。
乳酸菌というと便秘解消などのイメージしかありませんが、浮腫みとどういう関係があるのでしょうか。
乳酸菌と浮腫みについてご紹介していきたいと思います。
浮腫みが起きる原因
浮腫みが起きる原因は、血行不良にあります。
血行が悪くなると、血管内に血液が溜まり、毛細血管から水分が染み出して浮腫みになってしまいます。
血行が悪くなるのは
- デスクワークなどで座りっぱなし
- 立ち仕事で立ちっぱなし
- 運動不足
- ストレス
- 睡眠不足
などが原因になっています。
特に座りっぱなしや立ちっぱなしのお仕事の方は、重力によって血液が足先に溜まりやすくなるので、浮腫みが生じやすくなります。
運動不足も同様、足先に血液が溜まりやすくなるので、浮腫みの原因になってしまいます。
ストレスや睡眠不足は、自律神経のバランスを乱しやすくしてしまいます。
自律神経は体温調節や内臓を動かすなど、意識しないでいても生命維持に必要な指令を体に出してくれていますが、このバランスが崩れると血行が悪くなったり浮腫みやすくなってしまいます。
その他、塩分や糖分は体に水分を溜め込む作用があるため、塩分の取り過ぎ、糖分(炭水化物)の取り過ぎも浮腫みの原因になってしまいます。
乳酸菌が浮腫み解消に効く理由
乳酸菌には腸内環境を整える作用がありますが、腸内環境が整うことは自律神経を整える作用があるんです。
特にストレスや睡眠不足が気になっている方は、乳酸菌を摂ることで浮腫みも解消されやすくなるかもしれません。
また、乳酸菌によって便秘を解消することも、浮腫みの解消に役立ちます。
便秘が長引くと腸の中に便が溜まり、お腹周りの血管を圧迫してしまい、下半身の血流を悪くしてしまいます。
そのため、乳酸菌で腸内環境を整えお通じをよくすることも、便秘解消に効果があります。
その他、浮腫みを解消する方法
ストレッチや適度な運動
ストレッチや適度な運動を行うことで、筋肉を収縮させ、ポンプのような働きを得ることができます。
筋肉がポンプのようになることで、血行を促進させ浮腫みを解消する効果があります。
特に下半身を動かすウォーキングは浮腫みを解消する効果が高いのでおすすめです。
マッサージ
マッサージをして直接血流をよくするのも、浮腫み解消にはおすすめです。
足先から足の付け根へ、心臓へ向かって流すようにすると効果的です。
足首、膝、足の付け根、脇の下には老廃物が詰まりやすいので優しく揉みほぐしましょう。
塩分、糖分の取り過ぎに気をつける
浮腫みというと塩分の取り過ぎが先に思いつきますが、糖分の取り過ぎも浮腫みにつながってしまいます。
炭水化物メインの食事(うどんやパスタ、ラーメン、丼物、菓子パンなど)が続いたり、甘いもの、米菓子の食べ過ぎは浮腫みにつながってしまいます。
朝ごはんは菓子パンと甘いコーヒー、ランチはパスタ、おやつにチョコやケーキなどを食べていては、糖分の取り過ぎになってしまいます。
小腹がすいた時はビタミンやミネラルの豊富なナッツ類、豆乳などにしたり、朝ごはんをフルーツとヨーグルトにしてみましょう。
水分をしっかりとる
浮腫むからといって水分摂取量を減らすと、かえって水分を溜め込もうとして浮腫んでしまいます。
冷たい水分や甘い飲み物、アルコールは浮腫みを招いてしまうので、常温のお水や温かいお茶、ハーブティーなどにしてみましょう。
カフェインを控える
カフェインには利尿作用がありますが、摂りすぎると尿と一緒にカリウムなどのミネラルがたくさん排出され水分バランスが上手く保てなくなり、浮腫みにつながってしまいます。
また、カフェインには交感神経を刺激する作用があり、取り過ぎると自律神経のバランスを乱しやすくしてしまうので、取り過ぎはおすすめできません。
カフェインが入っているものと言えばコーヒーが代表的ですが、その他紅茶、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などのお茶にも入っているので、日常的に緑茶やウーロン茶を飲む方は、カフェインの入っていないハーブティーや麦茶などに変えてみましょう。