牛乳は便秘が悪化する?牛乳と便秘の関係

牛乳を飲むとお腹が緩くなったり便秘が解消されることがあります。

牛乳には便秘解消効果もありつつ、逆に下痢になったり便秘を悪化させる効果もあり、体に合っているかきちんと様子をみていく必要があります。

そこで、牛乳の便秘解消効果と、逆に悪化する理由などをご紹介したいと思います。

牛乳の便秘解消効果

牛乳にはオリゴ糖乳糖が含まれています。

オリゴ糖や乳糖は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を改善していきます。

腸内環境が整うことで、腸の動きがよくなり便秘を解消する効果があるので、牛乳を飲むことで便秘が解消されます。

赤ちゃんが飲む母乳にもオリゴ糖や乳糖が含まれているので、母乳だけでもとってもキレイな腸を保てるんですね。

牛乳で便秘が悪化するタイプ

しかし逆に、牛乳を飲むことで便秘が悪化する場合もあります。
それは、大きく分けて以下のような2タイプに該当します。

1.牛乳を飲むと下痢になる人

牛乳を飲むと下痢になる体質の方もいます。
というより、日本人は乳糖を分解する酵素がもともと少ないので、下痢になる人はとても多いんです。

便秘の時は、むしろスッキリするから下痢気味のうほうがいいじゃん!という方もいますが、下痢になると腸内の善玉菌なども一緒に流されてしまうので、結果腸内環境が悪化して便秘体質を招いてしまいます。

牛乳を飲むとお腹が緩くなる、タイプの方は要注意ですね。

2.アレルギーの人

アレルギーには2種類あり、即効性型と遅発型があります。
即効性型は、いわゆる普通のフードアレルギーで、食べてすぐに湿疹が出たりするタイプのアレルギーです。

一方遅発型は、数時間~数日後に症状が表れて、症状も肌荒れ肩こり便秘眠気などとても気づきにくいものばかりなんです。
しかし日本人の多くが乳製品で遅発型フードアレルギーを発症していると言われていて、知らず知らずのうちに乳製品で便秘を招いている可能性が高いんです。

特に、毎日便秘解消のためにヨーグルトを食べていたり、カフェラテやミルクティーなどをよく飲んだり、アイスクリームなどをよく食べているという方は要注意です。

遅発型フードアレルギーはよく食べるものほどなりやすいので、乳製品をよく摂っていて便秘が治らない…という方は1週間程度抜いてみて、様子を見てみましょう。
遅発型フードアレルギーについてもっと知りたい方はこちら

牛乳の摂りすぎは骨粗しょう症に要注意

小さい頃から、骨を丈夫にするためには牛乳を飲みましょう!とよく言われていましたが、実は牛乳をたくさん飲むことで逆に体内のカルシウムが減ってしまうことが分かっているんです。

牛乳は確かにカルシウムが豊富ですが、カルシウムの吸収に欠かせないラクターゼという酵素が日本人の体にはもともと少なく、ほとんど吸収できないんです。
さらに、牛乳にはマグネシウムがほとんど入っていないため、体内のバランスが崩れてカルシウムが溶け出してしまい、牛乳を飲むほどカルシウムが不足してしまうんです。

牛乳をよく飲むアメリカや北欧などで骨粗しょう症の患者さんが多いのはこのためだと言われています。

便秘を解消するのであれば、もともと日本人に馴染みのある食材や飲み物のほうが体に合っているかもしれませんね。