最近、ヨーグルトを温めて食べるホットヨーグルトが流行っているのをご存知ですか。
テレビでダイエット効果があると放送されて人気が出ましたが、ダイエット効果だけでなく便秘解消効果もあるんです。
そんなホットヨーグルトの便秘解消効果や、ホットヨーグルトの作り方、食べ方のアレンジ方法などご紹介したいと思います。
ホットヨーグルトが便秘解消に効く理由
理由1.ビフィズス菌が活性化
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は、腸内で善玉菌の働きをサポートして便秘を解消する効果があります。
そのビフィズス菌は、寒いところよりもある程度温かいところの方が動きやすくなり、活性化されます。
そのため、ホットヨーグルトのほうが腸内をキレイにしたり腸内環境を整える効果がアップし、便秘を解消してくれます。
理由2.内臓を冷やさない
冷たいヨーグルトを食べると内臓が冷えてしまい、内臓の動きが鈍くなってしまいます。
そうすると、食べたものをうまく消化できなくなるだけでなく、腸の動きも鈍くなってしまうので便秘になりやすくなります。
特に、普段冷たい飲み物を飲んだり、アイスクリームやプリンなど冷たいスイーツを食べる方、温かい飲み物をあまり飲まない方は内臓が冷えている可能性が高いです。
ホットヨーグルトなら内臓を冷やさなくて済むので、内臓の動きを弱めることなくヨーグルトの効果を得られます。
理由3.カルシウムの吸収をアップ
ヨーグルトは温めることでカルシウムの吸収率がアップします。
カルシウムは不足すると骨が脆くなるだけでなく、なんと脂肪の吸収率が上がり太りやすくなるという研究データもあります。
また、カルシウムは甲状腺ホルモンの分泌に関わる栄養素です。
甲状腺ホルモンが減ると、新陳代謝が落ちて太りやすくなったり疲れやすくなったりしてしまいます。
そのため、カルシウムをしっかり補うことでダイエットにも効果があるんです。
ホットヨーグルトの作り方
ホットヨーグルトに使うヨーグルトは、甘くないプレーンのものを使います。
甘く味付けされたヨーグルトは、糖分の摂り過ぎに繋がってしまいます。
糖分は摂り過ぎると腸内の悪玉菌のエサになってしまうので、甘くないプレーンのものを選び、どうしても甘みがほしい時はハチミツやオリゴ糖などを使うようにしましょう。
使う量はいつも食べている量、小皿1杯程度で、電子レンジで40秒間〜1分程度温めましょう。
ホットヨーグルトというとアツアツのヨーグルトを思い浮かべるかもしれませんが、実際は人肌程度です。
というのもあまり加熱してしまうと乳酸菌などの菌が死んでしまうからです。電子レンジで温める時は、人肌以上に温まらないように様子を見ながら温めましょう。
美味しく食べる方コツ
ホットヨーグルトは、温めることで酸味が減るので普通のヨーグルトよりも美味しく食べられるという方も多いです。ただ中にはちょっと食べにくい…という方もいます。
そんな方でも比較的食べやすいのが、ハチミツなど少し甘みを足す食べ方、オリーブオイルと塩で食べる食べ方です。
ハチミツの便秘解消効果についてはこちら
特に人肌程度に温めてしまうと、スイーツ感がなくなって食べにくい、という方にはオリーブオイル+塩はオススメです。
オリーブオイルにも便秘解消効果があるのでより効果がアップしますしね。
オリーブオイルの便秘解消効果についてはこちら
あとは、シリアルにかけてしまったり、バナナを入れるのもオススメです。
とにかく続けることが大切なので、食べやすい方法を見つけましょう。
冬になると内臓が冷えやすい方、ヨーグルトを食べているけど思ったような効果が得られていない方はぜひ試してみてください。