弛緩性便秘が起きる原因と治し方

弛緩性便秘

弛緩性便秘とは、日本人に最も多い便秘で、筋力の低下や運動不足によって起こります。
筋肉が減ってきた高齢者の方や、元々筋肉がつきにくち女性、男性でも運動不足の方に多く見られます。
慢性化しやすいという特長もあります。

弛緩性便秘が起きる理由

お腹周りの筋肉が減ると、大腸やその周りの内臓を支えきれず内臓が下がってきてしまいます。
この状態を大腸下垂と呼びますが、大腸下垂になると大腸が伸びて緩んでしまい、ぜん動運動が上手く起きなくなるので、便秘に繋がってしまいます。

また、筋肉が減ると、便意があっても便を外に押し出す力が弱く、上手く便を出せなくなるのでそれも便秘に繋がってしまいます。

弛緩性便秘を治すには

加齢による筋力の低下はある程度避けられませんが、運動不足なとによって筋肉が減ってきている方は、生活習慣を見直したり軽い運動を取り入れていくのがオススメです。

どこに出かけるにもクルマを使っている方や、家や会社が駅から近く、ほとんど歩かない、仕事もデスクワークという方は、まずは簡単なストレッチやウォーキング、部屋でできるヨガなどから始めるのがオススメです。

とくにウォーキングは腹筋だけでなく太ももやお尻の筋肉もつかうため、ヒップアップ効果や脚やせ効果もあるので女性の方にはぴったりです。
お腹まわりの筋肉を使うことで腸が刺激されて便意をもよおすこともあるので、弛緩性便秘だなと思う方は、まずは簡単な運動から始めてみましょう。

運動以外だと、腸のぜん動運動を促す不溶性の食物繊維もオススメです。
食物繊維には2種類あり、水溶性と不溶性があります。不溶性は水に溶けず、腸の中で水を吸って膨らみ、便のカサを増やして腸のぜん動運動を促します。

ダイエットで食事量を減らしている方は、便の量自体が少なくなりぜん動運動が弱まっている可能性が高いので、カロリーは低いけど不溶性食物繊維の多い食品を取り入れるのがオススメです。

不溶性食物繊維の多い食品は、こんにゃく、サツマイモ、ゴボウ、レンコン、豆類、キノコ類、ナッツなどがあります。
こんにゃくやキノコ類はカロリーも低くダイエットにも向いています。
ナッツはカロリーが高めですが、タンパク質やビタミンなどが豊富で栄養価が高いので、美容にとてもいいのでおやつ代わりにもいいですね。

不溶性食物繊維は腸内で水分を吸って膨らみますが、水分が足りないと便が硬くカチカチになり、さらに便秘を悪化させてしまいます
食物繊維の多いものを食べる時は水分を一緒にとるようにし、普段から水分不足にならないようにこまめに水分を補給するようにしましょう。