器質性便秘に関わる主な6つの病気とは

器質性便秘

便秘には大きく分けて器質性便秘と機能性便秘があります。

機能性便秘は、大腸の筋力が低下していたり、ストレスや自律神経の乱れによって便を作る過程や排便の過程に問題があり便秘になっている状態です。

一方器質性便秘は、腸や消化器官自体に問題があり便秘になっているので、原因を突き止めないと病気が悪化したり、命にかかわる大事になる可能性があります。

器質性便秘になる原因

器質性便秘は以下の6つの病気が関わっていることがほとんどです。

大腸がん

大腸がんは昔は日本ではあまり見られませんでしたが、食の変化によって今では女性の死因1位になるほどとても増えている病気です。
大腸がんになると便秘だけでなく、下痢、血便、便が細くなる、お腹がスッキリしない、膨満感などの症状が表れやすいです。

大腸がんはあまり自覚症状が出ないので、定期健診などで検査したり、お腹の調子が変であれば病院で早めに診てもらうようにしましょう。

腸閉鎖

腸閉鎖になると腸管同士がくっつき、物理的に便通が止まってしまいます。
突発的に激しい腹痛がやってきたり、発熱、脱水、頻脈などの症状が表れます。

腸閉鎖は死に至ることもあるので、症状が出たらすぐに病院に行きましょう。

腸閉鎖になる原因としては、過去に開腹手術をし、その際に腸に傷がついて修復する際に腸管同士がくっつくパターンと、ヘルニア、胆嚢炎、ひどい胃潰瘍などのパターンがあります。
過去に開腹手術をしたことがある方は、可能性が高いです。

急性腹膜炎

急性腹膜炎になると、最初は便秘の症状が表れますが、その後激しい腹痛、吐き気、嘔吐、冷や汗などの症状が表れます。

腹膜に細菌が感染して炎症を起こすことで急性腹膜炎になりますが、他の病気の合併症として起こることがほとんどです。
最悪死に至る病気なので、早めに病院に行きましょう。

腸捻転

腸捻転は腸閉鎖の一種で、腸がねじれてしまい、物理的に便通がストップしてしまう便秘です。
症状や原因は腸閉鎖と同じで、これも死に至ることがあるので、思い当たる節がある方はすぐに病院に行きましょう。

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜やびらんに炎症がおきる病気で、最初は下痢や血便などの症状が出始め、次第に便秘と下痢を繰り返すようになります。

原因は不明で、国から難病指定を受けている病気です。

子宮筋腫

子宮筋腫は女性にとても多い病気で、30代女性で4~5人に1人、40代女性で3~4人に1人が罹患しているというデータがあるほどです。
子宮筋腫になると、大きいと子供の頭くらいの大きさの筋腫ができてしまいます。
そのため、腸を圧迫して便秘を招いてしまうんです。

子宮筋腫の主な症状としては、月経量が増えるということです。筋腫ができる場所によってはしこりがあるような感じや違和感を感じます。