子供の便秘の原因とおすすめの解消法

子ども便秘

便秘、というと大人がなるもののイメージが強いですが、最近は便秘で悩む子供が増えています。

子供が便秘になる原因は、大人のそれとは少し違うことがあります。
子供の方が環境によるストレスを感じやすかったり、お腹周りの筋肉が未発達でいきみにくかったり、大人の便秘の原因とは別の原因が潜んでいる場合もあります。

そこで、子供の便秘の原因やおすすめの解消法などご紹介したいと思います。

子供の便秘の原因

子供が便秘になる原因はいくつか考えられます。

  • トイレトレーニングの失敗
  • ゆっくりトイレに入る時間がない
  • いじめられないかという不安
  • 運動不足
  • 水分不足
  • 食生活

トイレトレーニングの失敗

トイトレ2

オムツをやめてトイレで用を足せるようになる練習をトイレトレーニングと言いますが、初めから上手くいく子供は少ないですよね。
そんな失敗した時に怒られたり、嫌な思いが強く植え付けられると、トイレ自体が苦痛になったり、怒られるのが嫌で我慢してしまう事に繋がり便秘を招いてしまいます。

トイレトレーニングで失敗しても、次頑張ろうね!と励ましてあたたかく見守ることで、トイレへの恐怖心や嫌悪感がなくなり便秘になるリスクを下げる事ができます。

ゆっくりトイレに入る時間がない

子ども朝

特にご両親が共働きの場合、朝バタバタしたり、夜もお風呂とご飯を食べたらすぐ寝る、習い事が多くてゆっくりする時間があまりない、という場合、ゆっくりトイレに入る習慣がなく何となく出すのを忘れていた、ということが便秘を招いてしまいます。

子供のうちは自分がどのくらいの頻度で便を出すべきなのか、便秘になると体にとって何が良くないのか、などあまり認識していないため、自分でゆっくり時間を作ってトイレに入ったりはしませんよね。

幼稚園や小学校では恥ずかしくて出せない、という子が多いので、朝5分〜10分早く起きてトイレに行く習慣をつけてあげることも大切です。

子供がその意味をよく分からず、トイレに行きたがらない場合は、きちんと便秘になると良くないという事や、ゆっくりトイレに入るのを続けることで便秘解消に繋がるという事を説明してあげましょう。

いじめられないかという不安

いじめ

幼稚園や小学校で排便をすると、ニオイで気付かれたりしていじめられないか、という不安から出せなくなる子も多いです。

特に男の子だと小便器と大便器が分かれているので、そもそも大便器のある個室に入るところを見られたくない、という気持ちもあります。

ただ、その間ずっと便意を我慢していると便意を感じにくくなりさらに便秘を招いてしまったり、悪化すると便失禁を起こす可能性も出てきます。

恥ずかしいという気持ちやいじめられないかという不安はどうしようもないので、朝トイレにゆっくり入ってできるだけ出してから幼稚園や学校に行くようにする事で便秘解消に繋がります。

運動不足

子ども遊ぶ

今は昔に比べてゲームやおもちゃなどが豊富なので、外に出て遊ぶより室内で遊んで過ごす時間が増えていますよね。

しかし運動不足になるということは、腸への刺激が少なくなり便秘を招いてしまったり、腹筋があまり付かずいきみにくくなることから便秘になる可能性を高くしてしまいます。

何より、子供のうちは外で元気に遊ぶことで、体力をつけたりストレス発散になりますし、体力を使う事で夜しっかり寝ることができます。

休みの日は公園に行ったり、外で遊べる場所を見つけておきましょう。

水分不足

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水分摂取量が不足すると便の水分量も減って硬くなり、詰まりやすくなってしまいます。
子供は汗をかきやすいのでこまめに水分補給を促してあげる必要があります。

甘いジュースなどは血糖値を上げてしまったり、糖分の摂りすぎは腸内の悪玉菌のエサとなって腸内環境を悪化させてしまうので、お水やカフェインの入っていない麦茶などがおすすめです。

朝ご飯をパンやシリアルにしている場合は、お米とお味噌にするだけでも水分摂取量がぐっと増えます。
一般的に洋食より和食の方が水分量が多いので、飲み物をあまり飲みたがらないようであれば食事を少し変えてあげましょう。

食生活

栄養

子供の好きなものと言えばハンバーグやナポリタン、オムライスなどの洋食が定番ですよね。
しかしこれらの食事ばかりだと、野菜や海藻類、大豆製品などが不足し便秘を招いてしまいます。

便秘を解消するためには、食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖などを意識して摂ることが必要です。

食物繊維

食物繊維には2種類あり、便のカサを増して腸を刺激して排便をうながす不溶性食物繊維と、便の水分量を上げて柔らかくする水溶性食物繊維があります。

食事量が少なかったり、お腹がゴロゴロ言わない子には不溶性食物繊維がおすすめで、便秘が硬い子やウサギのようなコロコロした便になりやすい子には水溶性食物繊維がおすすめです。

不溶性食物繊維が多い食材

こんにゃく、ごぼう、サツマイモ、あずき、えのき、えりんぎ、切り干し大根、アーモンド、おから

水溶性食物繊維が多い食材

おくら、めかぶ、昆布、わかめ、納豆、山芋

乳酸菌

乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が整うと、腸のぜん動運動を促す作用があるので便秘を解消しやすくなります。

また、腸内環境が整うことで便のニオイやオナラのニオイを減らす効果があるので、幼稚園や小学校でニオイが気になってトイレに行けないという子にもおすすめです。

乳酸菌が多い食材

ヨーグルト、納豆、お漬物、味噌、甘酒、醤油、キムチ

オリゴ糖

オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなるので、乳酸菌と同じように腸内環境を整え、便秘を解消する効果があります。

オリゴ糖が多い食材

りんご、バナナ、はちみつ、玉ねぎ、ジャガイモ、キャベツ

病気には要注意

以上のことを注意してみても便秘が治らない、赤ちゃんの頃から便秘がひどい、という場合は病気の可能性もあります。

例えば、直腸や肛門に神経節がなく直腸に便がたまる「ヒルシュスプルング病」や、肛門の位置に異常がある「鎖肛さこう」など先天性の病気は、新生児の5千人に1人の割合で見られる割とメジャーな病気です。
しかしこれらの病気はすぐに発見することができ、手術で治すことができます。

また、脊髄の病気心臓病やぜんそくの薬の副作用でも便秘が起きるので、気になる時は一度病院を受診してみましょう。

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