糖尿病が原因で便秘になる!その原因と解消法、予防法など

糖尿

糖尿病というと、昔は中高年の方がなるもの、特にお腹がポッコリしている太り気味の方がなるというイメージがありましたが、最近では10代20代の若い方にも増えています。

意外にも、痩せている体型の女性が予備軍だったりするので、体型だけでは分からないのがちょっとこわいところでもあります。

そんな糖尿病ですが、実は便秘を引き起こしてしまうことがあるんです。

そこで、糖尿病によって便秘になる理由や、予防法などご紹介したいと思います。

糖尿病で便秘になる理由

理由1.食事制限

糖尿病になると、血糖値を急上昇させないために糖質の多いものは食べられなくなります

糖質の多いもの、というと甘いものをイメージしやすいですが、お米やパン、うどん、パスタ、蕎麦などの炭水化物も基本的には食べられません。
また、糖尿病の度合いによっては、サツマイモやジャガイモ、ニンジンなど糖質が多めの野菜も食べられなくなり、食生活がガラッと変わってしまいます。

糖質が食べられない分、野菜やお肉などを増やすのですが、どうしても簡単に調理できたり手軽に食べられるお肉やお魚、卵、それらの加工食品が多くなりがちです。

そうすると、今までよりタンパク質の摂取量が増えて食物繊維の摂取量が減ってしまうので、便秘を引き起こしやすくなります。

また、デリケートな方は食物繊維を多めに摂っていても、食生活が急に変わったことで体が慣れるまで便秘になったりします。

もしくは、炭水化物が食べられない分、食事の量自体が減ったり制限されることで、便の材料が減ってしまうので便秘になる方もいます。

理由2.糖尿病性神経障害によるもの

糖尿病の合併症である糖尿病性神経障害にかかると、便秘になったり下痢になったりします。

糖尿病性神経障害になると、自律神経が乱れてしまいます
自律神経が乱れることで、胃の働きが不安定になり、消化が早くなったり遅くなったりして便秘や下痢を引き起こしてしまいます。

特徴としては、下痢になっても腹痛がほとんどないということと、お腹の調子が悪いなーーという前兆がなく突然下痢になることです。
また、下痢が続くとだいたいフラフラしてきますが、糖尿病性神経障害の下痢はこれがあまりありません。

糖尿病による便秘を解消するには

糖尿病による便秘を解消するには、食物繊維乳酸菌を積極的に摂るようにしましょう。
ワカメなどの海藻類、コンニャク、寒天などはカロリーや糖質もかなり低いので糖尿病の時でと食べられてオススメです。

また、乳酸菌が多いヨーグルトやお漬物、納豆などもオススメです。

糖尿病になると食物繊維や乳酸菌が多くても、糖質が多いものは食べられないので、担当の医師にも相談してみましょう。医師によっては糖尿病が治るまで整腸剤や下剤など上手に取り入れてくれるところもあります。

糖尿病にならないためには

糖尿病とは、名前の通り糖質の摂り過ぎで起こります。

糖質を摂ると血糖値が上がりますが、この時普通であればインシュリンというホルモンが出て血液中の糖質を中性脂肪に変えることで血糖値を下げます。

しかし、糖質を摂り過ぎて血糖値が何度も何度も急上昇し、インシュリンを大量に使っていると、体は疲れてインシュリンを出せなくなります

そうすると、血糖値が上がったままになり、自力で血糖値を下げられない糖尿病となるのです。

糖尿病までいかなくても、血糖値が高めと言われている方は要注意です。

特に若い方で、ごはんをしっかり食べずおやつやスイーツで済ませてしまう方、甘いジュースや清涼飲料水を毎日のように飲んでいる方は、体型は太っていなくても隠れ糖尿病かもしれないので、

  • 血糖値が高い
  • 異常に喉が乾く
  • しっかり食事を摂ったのに3時間くらいすると異常な空腹感を感じる

という方は病院を受診しましょう。

ジュース

糖尿病にならないためには、糖質の摂取量を抑えていく必要ががあります。
特に、清涼飲料水は要注意です。
ペットボトル1本、500mlの紙パック1本など、1日で飲み切ってしまうことがほとんどです。

しかし清涼飲料水に使われている糖質はブドウ糖加糖液糖と言って、とても吸収されやすく一気に血糖値を上げてしまうんです。
ジュースや缶コーヒーを毎日飲む方は注意しましょう。

また、ラーメンや丼、パスタやパンなど炭水化物メインの食事が多い方も要注意です。
炭水化物は人の体には欠かせない栄養素ですが、野菜やタンパク質などを一緒に摂り、炭水化物に偏らないように気を付けましょう。