便秘薬センナの便秘解消効果や副作用、飲み方

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便秘薬には色々種類があり、効果や副作用なども様々です。
中でもセンナは古代エジプト時代から下剤として使われていたというほど、昔から使われている便秘薬です。

そんなセンナは効果が強い分副作用もいくつかあります。

そこで、便秘薬センナの効果や副作用などご紹介したいと思います。

センナって何?

センナはアフリカ原産のハーブで、古代エジプト時代から下剤として使われていました。
その高い便秘解消効果から今でも便秘薬に使用されていますが、葉と実は効果が強いため医薬品扱いとなっています。

茎は医薬品ではないため、「センナ茶」などの食品にも使われています。

センナの便秘解消効果

センナにはセンノシドという成分が含まれていて、このセンノシドに便秘解消効果があります。

センノシドは腸の粘膜を刺激して腸のぜん動運動を高めることで便秘を解消します。

このセンノシドの量が多いのが葉と実なので、そこは医薬品扱いになっているんですね。

センナが効く便秘の種類

センナによって便秘が解消されやすいのは、弛緩性便秘と言って、運動不足や食生活の乱れによって腸の動きが鈍くなっているタイプの便秘です。
弛緩性便秘は女性に多く、女性の便秘の8割はこの弛緩性便秘と言われています。

逆に効果が出にくい、もしくは悪化させてしまうのは、痙攣性便秘です。
痙攣性便秘は自律神経の乱れによって腸の動きが過剰になっていることで起こる便秘で、腸が痙攣してしまうので便がスムーズに運べず詰まってしまいます。

センナを服用することでさらに腸の動きを強めてしまい痙攣がひどくなるので、下痢を引き起こしたり便秘が悪化してしまいます。

センナの副作用

センナは便秘解消効果が高い分、副作用もあります。

1つは長期服用することで大腸が真っ黒になってしまう大腸黒皮症(メラノーシス)という症状です。
センノシドが腸の粘膜を刺激するので、だんだん黒ずんでしまいます。

また、次第に腸管内の神経にも影響が出てしまい、腸の動きが鈍くなっていきます。
ただ、服用をやめると自然ともとに戻ります。

もう1つは、センノシドの刺激にだんだん体が慣れていってしまい、効果が出にくくなるということです。
センナだけでなく腸を刺激するタイプのアントラキノン系の便秘薬は、体がだんだん刺激に慣れてしまい、飲む量を増やしていかなければいけなくなります。

最初は効果が高いので、薬も1錠でよかったのが、だんだん効きが悪くなり、最終的には毎日何十錠も飲まないと効かない、という事になってしまいます。

ここまでいくと、腸が自力で動けなくなってしまい、服用をやめても自然な排便が起こらなくなってしまいます

また、センナは腸を刺激するので腹痛や下痢などの副作用も表れやすいです。

長期服用は控えましょう

上記のように、センナには強い便秘解消効果がありますが、長期間使用するのはおすすめできません。
旅行など一時的な便秘にはいいですが、根本的な便秘解消にはならないので、長期服用は控えましょう。

また、便秘解消茶の中にセンナが配合されていて気がつかずにセンノシドを摂っている可能性もあるので、便秘解消茶を飲むときは何が配合されているか確認しておきましょう。

医師からセンナを処方された場合は、服用の量や期間をきちんと守って飲むようにしましょう。