健康的に痩せたい、無理せずキレイに痩せたい。
女性なら誰しも気になるのが『健康的に、キレイに痩せたい』ということではないでしょうか。
ただ単純に体重を落とすのではなく、お肌の調子や髪の毛の調子も整いつつ、ストレスを溜めずに痩せたい。
そんなダイエットに向いているのが乳酸菌ダイエットです。
モデルさんや女優さんの間でも人気がある乳酸菌を使ったダイエット。
どうして乳酸菌で痩せることができるのでしょうか。
乳酸菌とダイエットの関係、ダイエットにおすすめの乳酸菌などをご紹介していきたいと思います。
乳酸菌でダイエットができる理由
乳酸菌でダイエットができるのには、『お通じ』が深く関わっています。
お通じが悪くなって便秘になってしまうと、まず腸の中で便がどんどん腐敗していき、有害物質を生み出します。
この有害物質は、腸を傷付けるだけでなく血縁に溶けて全身に巡り、内臓や細胞の代謝を悪くしてしまいます。
代謝が落ちると脂肪が燃焼されにくくなり、太りやすくなってしまいます。
また、便秘が続くと腸の中に溜まった便がお腹周りの血管やリンパ管を圧迫してしまい、特に下半身の代謝を落としてしまい、浮腫みも発生してしまいます。
浮腫みは放っておくとリンパ管に溜まった老廃物と脂肪がくっついてセルライトへと悪化してしまうので、どんどん痩せにくくなってしまいます。
そのため、便秘を解消することはダイエットには欠かせないことなんですね。
乳酸菌には、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
善玉菌が増えると、腸内では乳酸や酢酸などの酸がたくさん作られます。
この酸は腸を刺激してぜん動運動を活発にしてくれるので、便秘を解消しやすくしてくれます。
また、植物性乳酸菌はデキストリンという多糖類を生み出しますが、これは腸内で食物繊維のような働きをします。
そのため腸内の老廃物をしっかり外に出してくれ、体の代謝を上げる効果があります。
ダイエットなら、ガセリ菌SP株
乳酸菌にも色々種類がありますが、ダイエット目的で摂るのであればガセリ菌SP株がおすすめです。
ガセリ菌SP株には、体脂肪を減少させる効果があると報告されているからです。
ある研究によると、肥満傾向にある男女87人を2グループに分け、片方にはガセリ菌SP株の入ったヨーグルト、もう片方には入っていないヨーグルトを1日2回、12週間食べてもらったところ、ガセリ菌SP株が入ったヨーグルトを食べたグループのほうが、内臓脂肪と皮下脂肪が減少した、という結果になりました。
食べるタイミングに決まりはなく、量は1日200gだったそうです。
乳酸菌で便秘を解消しつつ、内臓脂肪と皮下脂肪を減らせるのであれば、ダイエットに最適ですよね。
乳酸菌の摂り方に注意
では、ダイエットに効くからといってガセリ菌SP株の入ったヨーグルトをバクバク食べてもいいのかというと、そうではありません。
ヨーグルトは乳糖や脂質も多く、食べ過ぎは肥満に繋がってしまいます。
目安としては1日に2カップ程度です。
乳製品が体質に合わない方は、サプリメントに頼るのもいいですね。
また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は酸に弱く、胃酸や胆汁で死んでしまいます。
そのため、空腹時の胃酸が多い時に摂ってしまうとほとんど死んでしまいます。
食後で胃酸が薄まっている時であれば生きて腸に届きやすいので、乳酸菌を摂るときやヨーグルトを食べる時は食後にしておきましょう。
また、乳酸菌はずっと体内に住み着くものではなく、一定期間を過ぎると便と一緒に外に出てしまいます。
そのため、こまめにでも毎日継続してして摂取することが大切になってきます。